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海会寺(かいえじ) 【堺・街あるき】

先日書いた『天慶院』の隣にあるお寺を紹介。

宿松山海会寺(かいえじ)



堺区南旅篭町3-1-2

説明はこちら


1332年創建の臨済宗東福寺派寺院。
夏の陣で焼失後再建された本堂・庫裏・門廊は国の重要文化財。
本堂と庫裏が一棟の建物は江戸初期の寺院建築では珍しく貴重。



正面山門から。

山門は1824年建築の薬医門。

中へ入ってみます。



入ってすぐにはこちら、『鎮守堂及び菩提樹』

どうも看板だけ撮って実物を撮るのを忘れた模様(←マヌケ)



正面左側には、『本堂及び庫裏』
重要文化財だそうです。





正面には『門廊』、こちらも重要文化財。


門廊内、華頭窓(かずまど)と呼ばれる窓から中の庭を見る。

角度を変えて本堂の方を。



本堂、庫裏、門廊は17世紀前半の建築。
本堂と庫裏が接続し、機能的に一体化した機能的な遺構として重要文化財に指定されている



それでは本堂の方へ。

本堂を正面にして左側が庫裏ですが、そちらは入れませんでした。
本堂も内部は撮影できなかったので遠目から。

本堂の中には『文英清韓墨蹟屏風』という物が置かれています。(これも撮影不可)

文英清韓(1568~1621)の墨跡による6曲1双の屏風。
屏風の右側には春に因んだ作品が、左隻には秋に因んだ作品が配されています。
(この時の展示では左隻のみ)



本堂に面するのは『指月庭』と呼ばれる枯山水の庭。


ちょうど訪れた時には他に人もいなくて静かな風景を愉しむことが出来ました。

↑反対側から、門廊の方を見た庭。



小さいですが古刹を味わうには良いかと思いますので、南宗寺と併せて訪れると良いかと。。。






元弘2年(1332年)に創建された臨済宗東福寺派の寺院で、大坂夏の陣(1615年)で伽藍が焼失したため、開口神社付近から現在地に移転し再建されました。
山門をくぐると正門に門廊が、そして左側には本堂と庫裏があります。
本堂、庫裏及び門廊は国の重要文化財に指定されています。
本堂の内部は一室で仏間にかかる虹梁(こうりょう)の彫刻や蟇股(かえるまた)の形は、17世紀初め頃の特徴をよく表しています。
本堂に続く庫裏は広い土間と畳の部屋が「田の字」型に並ぶ間取りで、土間は吹き抜けで大きな梁がかかり力強い空間構成です。
畳の部屋は一間ごとに柱が立つという古い建築工法が用いられています。
本堂と庫裏が一棟の建物というのは江戸時代の初めの寺院建築としては珍しく大変貴重です。
また、「牡丹花詩集」(ぼたんかししゅう)は海会寺の開祖、乾峯士曇(けんぽうしどん)をはじめ33人の禅僧が「牡丹」の題で作った漢詩を集めたもので、乾峯自身が文和5年(1356年)にその序文を書きました。序文は乾峯の筆の特徴、書かれた年代などがはっきりしており、わが国の書道史・文学史において貴重な作品で、市の指定有形文化財になっています。
『堺観光ガイド』海会寺(かいえじ)より引用





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