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国立宮殿、リベラの壁画『メキシコの歴史』 【メキシコシティ】

今回参りますのは国立宮殿、ソカロの東側にあります。



建物の幅は200mもあります~。



入口は写真の建物の左側。
左側の方へ行くとこんなセキュリティゲートがあります

ゲート前にはロッカーがあり、大きなディパックなどはここで預けます。
ここでも中へ入る際には帽子を脱ぐように言われ、持ち込み出来ない物はロッカーへ置いておくように、とのことでした。
(食べ物、飲み物はもちろん、飴、ガム、タバコなどもダメだそうです)

空港のセキュリティゲートと同じような感じ、小さめカバンやカメラの持ち込みは大丈夫ですが、中身は見て確認されます。

荷物を預けて、建物正面にある入口を目指します。

軍人さんがたくさん警備してます~。





では中へ。

16世紀、スペイン侵攻とともに元々あったアステカの宮殿を壊しその後に植民地の本拠となる副王の宮殿を建てました。
現在あるのは1692年に焼失した後に再建したものです。
毎年9月15日(独立記念日)には自由の鐘を鳴らし、ソカロ側のバルコニーに大統領が出て「VIVA MEXICO!」「VIVA LA LIBERTAD!」を叫ぶそうです。



そして、見所はなんと言ってもリベラの壁画『メキシコの歴史』です。

1920年代~30年代、メキシコ革命の下に壁画運動なるものが広がりました。
(メキシコの革命については一括りには出来ませんが、ここは便宜上メキシコ革命と書いてます)
16世紀のスペイン侵攻および植民地化以降、19世紀に至ってもメキシコの権力や富は白人のものでした。
貧困にあえぐ先住民族やメスティソ(主に農民、小作)たちの不満は徐々に膨らみ、20世紀初頭当時の大統領に反旗を翻す革命へと発展していきました。

その中で『壁画運動』というものが起こりました。
誰にでも自由に見られる場所、文字が読めない人にも分かりやすい絵という媒体を用いてメキシコ人としてのアイデンティティーを多くの民衆に伝えることが目的であったのだそうです。

ここ国立宮殿や大学、市庁舎など、公共施設に壁画が多くあるのはそういった経緯があるからです。



さて、国立宮殿にあるディエゴ・リベラの『メキシコの歴史』の中でも一番の大作は何と言っても正面階段の壁に描かれたものでしょう。

【1階正面から】

【左右の壁】


当然のことながら大きすぎて写真1枚には収まりません~

2階へ上って正面をもう一度。
クリックで拡大



ここの正面階段の壁画の中にはフリーダの姿もありますよ、探してみてね♪



題材はその名の通りメキシコの歴史。
アステカ時代からスペインの圧制に苦しむ民衆の姿、独立を求めて蜂起する姿などが入り混じっています。







正面階段から繋がる2階部分の回廊にも壁画があります。

ロープがかけられて警備の人が立ってる場所は中へ入ることができ、スペイン殖民時代の絢爛豪華なかつての議事堂の姿が見られます。(中は撮影できません)

今回は壁画を見に来たので中はサラッと見ただけ。(時間もあんまり無かったし)

回廊の壁画の方へと戻ります。
ここではメキシコの歴史を時代別に見られます。





1929年に着手されたこの壁画はここ一面を埋め尽くす予定であったがその構想は中断、一部は描かれてない壁となっております。(中断した理由は諸説あり)



写真は(一応)全部撮ったのですが、さすがに全部載せられないので一部抜粋です。
テノチティトランの様子が描かれていたり、コルテスが登場したり、、、革命のためのアジテーションとしてだけの物だけではなく、現在においては観光客にもメキシコの歴史を分かりやすく理解できて良いのでは~?と思いました。

特に民衆の姿が過去から現在まで生き生きと描かれているのにパワーを感じますね。

ぜひ見ていただきたい壁画です。





さてさて、ちょっと大急ぎで宮殿を見たのにはワケがありまして、、、中庭の入口近くで兵隊さんがそろそろ準備を始めてるので行かねばなりません(どこへ?)





ってことで、参りましょう~!



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