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【スリランカ】 <シーギリヤ>その③カッサパの罪の岩山。。。

Sri Lanka


シーギリヤ・ロックのお話



昔々、5世紀後半のこと、今のスリランカのアヌラーダブラと言うところに都を置くシンハラ王朝がありました。
シンハラ朝の王様、ダートゥセナ王には、側室の子(長男)のカッサパ、王家の血筋の母を持つ弟のモッガラーナがおりました。

カッサパは王家の血筋の弟に王位継承権を奪われることを恐れ、また野心家でもあったため、王に不満を持つ将軍と共謀し、
父王を投獄、弟を追放したのでした。
弟・モッガラーナは不満と憎しみを抱きながらもインドへと亡命しました。

477年、カッサパⅠ世として即位し、父王に隠し財産を出すように迫ります。


 

カ: おいっ!オヤジ!隠してる財産全部出せや~!
父:そんなもん無いわ!ワシが建設した貯水池・カラーウェアが財産の全部やっ!
カ:そんなアホな!!!貯水池やて~!?有り得へんっ!

怒りに狂ったカッサパは将軍に命じて父王を殺害してしまいます。
しかし、仏教徒最大の罪、殺生をしてしまった後悔と、追放した弟からの復讐に脅える日々が続きます。。。

カ:このままやったらアカン、、、償いに寺院や施療院でも建設しよか。。。
カ:色々建ててみたけど全然罪の意識が消えん、それにいつ弟が復讐して来るかもしれんし・・・。
カ:そや!前にオトンが建てたいて言うてた岩山に宮殿を建てて完成させよ!
  供養にもなるし、あの切り立った岩山やったら弟からの攻撃にも都合がえぇわ。

 

7年後、岩山の周囲に市街地、庭園を含む堀と城壁に囲まれた都城が完成しました。
都はアヌラーダブラから移されました。

岩山の中腹に追放した弟のいるインドの方向を威嚇するかのような、獅子を象った門を作ったので、
獅子(シンハギリ)の山と名付けられました。
これが、今の『シギリヤ』に転訛したのだそうです。

カッサパは岩山の上の宮殿には妃だけを伴い、わずかな安らぎを得て過していました。

しかし、495年、追放した弟がインドから攻めてきました。
反撃に出た弟に敗れたカッサパは自害しました。
弟・モッガラーナは岩山の宮殿を僧たちに寄進し、都をアヌラーダブラに戻しました。


カ:やっぱり悪い事したらアカンわ・・・。

ってな、お話です。
ちなみに、王様もカッサパも大阪弁ではないと思われます。(当たり前やっ!)
 






ちょっとずつ、その罪の岩山へと近付いております。





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